PENHALIGON'S

PENHALIGON’S / THE BLAZING MR SAM | 情熱的なアメリカ人、ミスターサム

kamogika

紹介

セクシーで深みのある存在感のある香り。

自由な精神で情熱的に人生を楽しむ、モダンな男性のためのフレグランス。カルダモン、クミン、ブラックペッパー。クールで刺激的なスパイスノートで始まる香りは、身につけた瞬間からセクシーで、トップノートから魅了されずにはいられません。続いて現れるのは、やわらかなタバコとパチョリ。深い温かみに包まれた香りは、安心感とともに、さらなる官能を呼び覚まします。 
出会いがしら、本能に訴えかけるような魅力を持った危険な香り。

https://latelierdesparfums.jp/products/ptr-blazing-mr-sam-edp-sprayより引用

構成

トップ|カルダモン、シナモン

ミドル|クミン、サフラン、ブラックペッパー

ベース|バニラ、パチョリ、シダーウッド、タバコ

調香師

クリストフ・レイノー

イメージ

社交的でお調子者なのに全てを掴ませない男性

価格

75ml / 38,940円

ひとこと

トップから非常に好きな香り!初めて嗅いだときは思わず声が出てしまいました。カルダモン&シナモンのエキゾチックで上品な香りですが、ペッパーなどのスパイスのおかげでどこかひんやりクール。スポーティで清潔感あるとも取れるけれど、それにしてはエロティックが隠しきれてなさすぎる。

ペンハリガンのポートレートシリーズは、人間の二面性を香りで表現していることが多い(と私は感じています)ため、「甘いのに爽やか」「フローラルなのにスパイシー」といった一見相反する印象が両立する作品が多い印象です。

このミスターサムも御多分に漏れず「爽やかなのにエロい」というイメージですね。それが、その二面性こそが人間なのでしょう、なんて。

さて、爽やかな印象は時が経つにつれて薄れていき、オリエンタル(異国情緒)なスパイシーノートが続きます。最初のスポーティな印象はどこへやら。確実にハマる大人の男性の色気が、数々のスパイスの調和で表現されています。

そしてラストはほの甘くバニラ。人肌に包み込まれているかのような安心する香りです。ただ、シダーやタバコが苦味も含んでおり、そこはただ安らぎを与えるのみならず。燻るような炎がゆらゆらと最後まで燃えています。

  • 大人っぽくハンサムな男性に憧れる
  • 彼氏へのプレゼントを探している

こんな方におすすめです。吹きつけの感動は間違いないです。香りの変化も素晴らしい。あなたもぜひ!

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香log
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300種以上試した香水好きの記録
300種以上の香水を嗅いできた筆者が、作品の素晴らしさが少しでも伝わるように丁寧レビューをしています。香水図鑑を作るのが目標です。 香水が好きな方もそうでない方も、立ち寄ってみてください。
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