PENHALIGON’S / THE TRAGEDY OF LORD GEORGE | ジョージ卿の悲劇

紹介

かすかにお酒が香る、エレガントで力強いフレグランス

「ジョージ卿の悲劇」 – 品位と忠誠心にあふれ､伝統を重んじるジョージ卿は､名門の家長を象徴するような人物です｡

そんな彼を物語るのは､男性的なウッドとフゼアのコンビネーションにアンバーを加えた重厚なフレグランス。名声や人望を思わせる落ち着きと､周囲に安心感を与える力強さと豊かさ。そして､洗練された振る舞いや慈愛をにじませるエレガントな香り。

それはまさに､称賛に値する英国紳士のイメージ。かすかなお酒の香りが謎めいたムードを添えて､複雑な香りの世界をより魅惑的に引き立てます。

https://latelierdesparfums.jp/products/ptr-load-george-edp-sprayより引用

構成

ブランデー

シェービングソープ

トンカビーン

調香師

アルベルト・モリヤス

イメージ

髪がパリッと整った一流ビジネスマン

価格

75ml / 38,940円

ひとこと

お酒、ウッド、トンカ。どれをとっても魅力的な文言に、香る前からとても楽しみで想像が膨らみますね。紹介文で惹かれるというのも、香水の面白い部分の一つだと感じています。

さて、トップは深いウッディノートとさっぱりしたシェービングソープが上品に香ります。吹きつけた瞬間は新鮮な森の中にいるような緑の香りがしますが、すぐにシェービングソープと調和して、石鹸の清潔感でキリッとしているのに森のような深みもある「大人の男性」をイメージする香りに変化します。

香料にブランデーとあるように、時間が経つにつれて濃厚なお酒の甘みが感じ取れるようになります。この鼻を思わず寄せ付けたくなるような安心感のある香りが素敵です。大人の男性の包容力をまさに香りで表現していると言えるでしょう。

20~50代の男性まで幅広く使えると思います。表現したいイメージが上の画像のような「大人の男性」であるなら、まさにぴたりとハマった印象を相手に与えてくれるでしょう。ぜひ試してみてください。

香log

300種以上試した香水好きの記録

300種以上の香水を嗅いできた筆者が、作品の素晴らしさが少しでも伝わるように丁寧レビューをしています。香水図鑑を作るのが目標です。 香水が好きな方もそうでない方も、立ち寄ってみてください。