BOHOBOCO / COFFEE・WHITE FLOWERS
紹介
トレンド風に香りたつコーヒーアコードに樹脂のような奥行きのバニラとホワイトフラワーが心地よい高揚感を与えます。 褐色のラム酒を隠し味に時間とともにセンシュアルなムードが広がり忘れがたい余韻で包みます。
http://phaeton-fragrancebar.com/?pid=168496025より引用
構成
トップ|チョコレート、シナモン、クローブ
ボディ|コーヒー、ホワイトフラワー、カカオ
ベース|ラム酒、バニラ、レザー
調香師
ミハウ・ギルバート・ラック
イメージカラー
カフェラテのようなブラウンとホワイト
価格
50ml / 25,300円
http://phaeton-fragrancebar.com/?pid=168496025)
ひとこと
初めて香った時、「なんて見事にコーヒーを表現しているのだろう」と感動しました。
コーヒーがコンセプトの香水はたくさんありますが、甘すぎて少しくどく感じるものや逆に「どこにコーヒーが入っているの?」と私の鼻では感じ取れないほど影を潜めているものが多く、ここまで上手にコーヒーを香水にしているものに初めて出会いました。甘すぎず苦すぎず。カフェオレが大好きな私にぴったりの一作でした。
まず最初の、パウダリーなコーヒーの香り。これがたまりません。コーヒーとフラワーが本当に交互に顔を出してくるのです。ほろ甘いチョコレートがかったコーヒーが香ったかと思えば、まるでお香とも感じられる上品なホワイトフラワーが香ります。まさに調和です。また、密かにラム酒のツンとした香りもこの時点から感じ取れます。さらに、レザーから成るスモーキーさも見え隠れする。なんて表情豊かなのか手首を鼻に近づけるたびに別の顔がのぞきます。でも互いが見事に調和し合っている。
徐々に、カカオやバニラの甘みが優勢になります。ホワイトフラワーのパウダリーな印象は少しずつ溶けてゆき、最後にはまるでココアのような、うっとりする温かい甘さが包み込みます。
肌に乗せるとより甘く香り、体温の高い女性だと尚甘く香る。その表情の微かな違いも美しい。初めてつけた時は、本当に数十秒おきに何度も顔に近づけ、香りの変化を味わいました。この香りの絶妙な世界にあなたもどっぷりと浸かってみては。